Buenos días, señoras y caballeros

 お久しぶりです。未だに書いていなかったのでこのほど行ってきたスペインについてお話します。

 

 自分の海外旅行は毎度のことなのですが、とある電鉄会社系の代理店のツアーに家族でスペインへ行っていました。大学生にもなって家族旅行なんて胡散臭い感じもしますが、人の金で旅行行けるとなったら話は別です。多少の抵抗はあってもついていきませんかね?それに海外に一人は流石に注意すべきことが多すぎるうえ比較的英語ができる両親が居るだけでトラブルに巻き込まれた時はだいぶ楽になります。ただ、自分で工程立てて鉄道で観光地移動するような海外旅行にももちろん憧れはありますね。友達と夏あたりにやりたいなと計画しています。まあ本来は後者みたいなのを”旅行”と呼ぶべきなのでしょうが。

 

 で、こんなオタクブログでクソミーハーツアー観光客特有の写真を並べて感想述べるだけ、みたいな旅行自慢記事を公開しても面白くないですからね、いつも通りの遠征記みたいに当地の事情を交えながらを適当に書き並べておきます。

 

 出発は羽田です。いつも羽田に家から行くときはリムジンですが、最寄りから鉄道で行くとなると距離の割に羽田は乗り換えが多すぎて行きづらいです。成田のほうが楽とは流石に言いませんが、鉄道で行くとなると成田のほうが乗り換えが少なく済むんですねこれ。

 飛行機はフランクフルト乗り継ぎなのでルフトハンザの飛行機を使うのですが、ルフトハンザの羽田線は747とかいう古い機材を使っています。そのせいで座席前のタッチパネルの感度も最悪でしたが、公開中の映画だったり公開前のディズニーの映画だったりが何故か無料で見放題なのはつよかったです。ちなみに、ぼくは君の名は。をお恥ずかしながら見たことがなかったので、4回繰り返して見ました。大抵の東京のシーンは知ってるところでしたし、糸守の舞台は自分の地元(といっても飛騨と美濃でだいぶ違う)の岐阜なのでまあとても親近感がわきましたね。自分はあまり喋らないですが、なんといっても三葉ちゃんが岐阜弁で喋ってるの、めちゃくちゃ親近感が湧いてすごいかわいいなぁって思いました。今度は映画館で見たいですね。

 

 話をもとに戻しまして、バルセロナについたのは現地の夜の0時だったのでそのままベッドイン。翌日と翌々日はバルセロナ市街を観光しました。で最後の午後にはフリータイムがあったので団体から離脱して地下鉄の取材に向かいます。

 

 バルセロナは首都マドリッドに次ぐスペイン第二の都市ですが、文化的にはマドリッドよりも優れているとよく言われます。で、治安もこちらのほうがいいです。取り敢えず市内交通の一日券を購入して地下鉄に乗り込みます。僕も初めてヨーロッパに行ったときは驚いたのですが、こちらの一日券は1枚で、地下鉄、国鉄の運営する近郊電車、バスすべての市内区間が乗り降り自由になります。これでまあどこの都市も相場は700円前後。いわば、一日券が常に東京フリーパスみたいになってると考えていただけるとわかりやすいかと思います。

 

 個人的に驚いたのは駅の構内にトイレがないこと。駅構内にトイレが有るのは日本だけ…なんてことはありません。今まで行った幾つかの独、墺等の国にはすべての地下鉄駅にトイレが付いていました。ただ、どちらにせよヨーロッパは基本的に公衆トイレは環境保護の観点から有料なのでこれらの駅のものも全て有料でしす…。しかし、スペインの場合どうも駅構内にトイレがないらしいのです。なので非常にトイレを気にすることが多く、旅行中に唯一覚えたスペイン語単語は「Aseos」(日:トイレ)でした。

 

 また、スペインの鉄道は駅構内での写真撮影は原則禁止です。2003年に発生した列車での同時多発テロ以降そうなったようですが、観光客が撮影して写真を上げてる様を観測できるので観光客特有のスマホでの撮影くらいは何も言われないだろうとカメラの代わりにスマホで撮影することに。なので、糞構図のスマホで撮った適当写真を添えて今回の記事をお楽しみください。(ここだけの話帰ってきて写真見たらブレブレでかなりショックを受けている。)そして皆さんお待ちかね日本ですら不審物と間違われるアイツを取り出して手持ちでスピーカーに近づけて録音をします。

 

 海外では自由時間も限られていることですし、取材する路線は、路線図を眺めながら①それなりに路線が短いこと、②路線が繁華街を通らない等混まなそうなとこ、③一日券の範囲内であることの3要件を元に決定しています。

 

  そこでここバルセロナで白羽の矢が立ったのがカタルーニャ州営鉄道の8番(U8と表記)です。5駅で終点かつ、駅が中途半端な住宅街止まりなうえ11分間隔(半端すぎ、昔の遠鉄かよ)と高頻度運転をしていそうなのでこの路線に。スピーカーは網棚上ですが荷物が固定できないので手持ちです。12分で終点についたので折り返します。

 

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 また、時間がかなりあったのでカタルーニャ州営鉄道だけでなくバルセロナ市営交通の方も録音しようということで郊外の5駅間を走る12号線へ向かいます。道中の電車で録音をしてなかったから良かったのですが、ただの第三者が地下鉄の車内で自前のスピーカーとマイクを持ち込み勝手に歌いだした挙句チップをいろんな人にせがんでいます。勿論自分はあげてませんが、これ録音中にやられたら人溜まりもありませんね。そもそもそれ以前にシュールすぎる光景ではありましたが。

 

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 バルの自由行動はこれで終了です。ここからバレンシアコルドバ、セビーリャ等の都市を回りいくらかの聖堂や神殿等の観光名所を観光しました。世界史を授業でとっていた人はわかるかと思いますがスペイン南部は現在はキリスト教信者が圧倒的に多いですが、以前イスラム勢力に支配されていたこともあり2つの文化が混ざりあった独特の文化や建築を垣間見ることが出来ます。相容れないイメージの強い二者が共に混ざり合って文化を構築できるのはラテンの人の寛容さの賜物ですね。わりと文化物建築物を見るのは好きなので鉄道要素はなくても旅行は好きですが、あくまでここはオタクブログ。観光要素はこの段落にとどめておきます。

 

 

 

 この間実に6日ほどの日が流れ、2回目のマドリッドでの自由行動日はすでにツアー最終日。マドは特に治安が悪いと聞いていたので取材する気力も起きなかったうえ、バルよりも広大な鉄道網が築かれていたので取り敢えず色々乗ってみよういうことで特に計画をたてずに一日券を買うことに。しかし、親が鉄道に乗って郊外のアランフェスという都市へ行きたいが切符の買い方がわからないということでとりあえず中心広場の地下にあるSol駅へ行き切符を買って寄越すことに。ただ、結局一緒に自分も郊外電車の雰囲気を味わいたいということでアランフェスまで行くことにし、電車に乗り込みます。しかし、異国の地で駆け込み乗車をすることになるとは自分も思っていませんでした。20分間隔の電車を待つ気に離れないですね…。

 

 スペインの近郊電車には「セルカニアス」(以下、セルカニ)という愛称がついており、これが案内にも一般的に用いられます。そして各路線には日本と違い路線名ではなく系統番号が付与されます。このアランフェスまで行く電車はC3と表されます。このお陰で一々クッソ長い英字を発車標の中から探すことなく、番号を確認した後方向だけケアすれば簡単に乗ることが出来ます。日本でもこの取組は最近ナンバリング化でなされるようになってきましたが、こちらには基本的に路線名という概念がないので大都市圏では元から当たり前であったともいえますね。

 
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 券の使用範囲の関係もあるのでアランフェス到着後は親と別れて一人で来た路線をそのまま戻ります。バルのときと違い相変わらず駅構内のトイレは見当たりませんが、列車内にトイレがあるのでトイレについては悩まずに済みそうです。この後は郊外の町パルラというところの路面電車に乗りに行きます。

 

 地下鉄とセルカニを乗り継ぎてパルラ駅に。ここから路面電車に乗り換えますが、駅舎を出た途端そこは路面電車乗り場です。便利ですねぇ。このパルラという都市は人口10万人ほどのマドの衛星都市なのですが、路面電車開業したのが2007年と比較的最近なのです。これだけしかない規模の都市に路面電車を新設できるってやはり鉄道に対しての考え方が日本とは違う気がしますよね。今LRTを造ろうとしてる宇都宮ですら50万はいますからね。とりあえず右回りが先に来たのでこれでぐるっと1周します。15分間隔で日中ということもあってわりと空いていました。1周は40分ほどになります。

 
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 1周後することを特に決めていませんでしたが、せっかくなのでやはり1路線だけでも録音したいということで中心駅であるアトーチャ駅へ取り敢えず向かうことに。パルラからの電車は毎時6本あるので時間を気にせず乗ることが出来ます。それでも電車はかなり混んでいました。6両じゃ輸送力足りてなさそうですね…。

 

 アトーチャからは路線図で適当に見繕った地下鉄の12番に乗ろうとそちらの方へ向かう電車を待っていたのですが、隣のホームに2階建てのセルカニが入ってきました。箱っぽくて結構特徴的な顔つきだったので乗りてぇなぁとは思っていたのですが運用が全くわからなかったので諦めていました。(450系っていうらしい。Wikiってすごいね。)でも目の前に来たなら行先気にせず取り敢えず数区間だけ乗ろうということで乗りました。車内の座席配置は3-4のボックスシートで詰め込みが効かないことはわかっているのでとりあえず座席定員を増やそうという感じの内装でした。それでもこの路線は先程のパルラからなどの他の路線と比べてもかなり乗車率が低めに感じられました。そういう特定の路線にしか入らないような運用が組まれてるんですかね…?

 

 その後、12番の地下鉄を目指して3回ほど乗り換えをこなします。地下鉄では乗り換えのある駅は途中駅でも機能しているかどうかは別として一応乗車ホームと降車ホームが分離されているようでした。ただ降車ホームから乗る人の多さが、国民性を物語ってますね。嫌いではないですが。

 

 この12番の路線というのは先述のご紹介した3要件にすべて当てはまっています。郊外で中途半端な区間を結び、全長も6駅ほどです。混雑も予想通り、かなり空いてはいたのですが列車の発車までにレコーダーを探し当てることが出来ず、この後親との約束時間もあり、泣く泣くスマホで録音することに。でも周りからは自撮りしている人に見られたようで、怪しさは半減しました。やったぜ。途中にサンフランシスコとかいう駅がありました。ここはスペインです。


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 終点についたらすぐに引き返します。この時点ですでに8時頃でした。欧州はどんな先進国でも夜は比較的場所によっては危ないので、基本的には早い段階で引き上げようとしますが、スペインにはシエスタという昼寝の習慣があるので、その分夕食も遅く、9時以降摂るのが一般的です。その為、夜のほうが人通りは多くなり、夜に出歩くのも安全な方ではないかなと個人的には思います。

 

 というわけで、これにて全行程が終了したので帰りました。帰りの飛行機ではまた君の名は。を視聴しました。オタクはすぐハマる。というわけで無事帰国したわけですが帰ってきてはや1週間以上経っていますが、未だに時差ボケが治りません。朝の6時に寝て昼の1時位に起きる生活を繰り返しています。一体いつになったら治るんでしょうねぇ~、困りますねぇ~。

 

スキー旅行に行ってきました。

3泊4日でスキー旅行に湯沢町の三俣というところへ高校の部活の同期でスキー旅行へ行ってきました。新幹線で越後湯沢まで行き、そこから送迎バスで三俣へ。東京から合わせて2時間ほどでつきました。そして宿泊したロッジはもうゴンドラの目の前でアクセス抜群!!!

 

 でも、スキーは出来ません。運動音痴だからできないというわけではなく(むしろ自分ができる唯一のスポーツと言っていいほどすき)、怪我をしているので滑れません。医者に止めろって言われました。それでも高校の同期との久しぶりの旅行なので、夜だけでも楽しもうとついていくことに。

 宿もスキー場の目の前ではあるものの湯沢の駅までは車で20分ほど。駅から何処かに行こうにも不便な場所です。(そもそもそういう人が本来泊まる場所ではない。)しかし、宿の女将さんのご厚意で町中へ買い出しに降りる時に便乗させていただくことに。到着した初日から早速便乗して駅へ。

 何だよ結局またいつもの遠征記とおんなじスタイルかよ、つまらんとは言わずに、お許し下さい。

 

 上越線は時間帯によっては最大2時間ほど開きます。着いた途端見事にそこに引っかかりましたが。なので取り敢えず湯沢市街を散策。1時間半ほど暇をつぶし長岡行きに乗り込みます。

上越線 大沢 下車

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 暇なので郵便局でも歩いていける範囲で回ろうということでここに下車。僕の郵便局趣味についてはまた今度別の機会に触れたいと思いますのでここでは割愛。寄った郵便局だけ羅列しておきます。砂押、中之島、石打の3つです。

上越線 石打 下車

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 乗車ですね。人がいるのも意外でしたが過去の繁栄を物語るような駅の造りもなかなか面白かったです。

上越線 越後中里 下車

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 これは駅舎なんでしょうかね、スキーセンター併設になっています。ちなみに反対側は、

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こんな感じに普通の駅舎です。

 ここまで来たんですが帰りの電車はないので歩きます。6km程なので余裕ですね。途中土樽郵便局に立ち寄ります。

 帰りは普通の路線バスで帰ります。南越後観光ですが、車は東急の中古でいつもと変わらない感じです。ただ、車内放送が滅茶苦茶古そうだったんですが8トラ音源でも流用してるんですかね…?

 

 2日目です。1歩も外に出ていません。以上です。

 

 3日目です。今日も便乗させていただきます。で湯沢からは六日町方面へ。

上越線 六日町 下車

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 ここから20km程例のごとく徒歩で郵便局巡りです。22kmほどを歩いて10局回りました。(六日町、六日町田中、魚沼二日町簡易、四十日簡易、五日町簡易、水尾簡易、大崎、藪神、大和、天王町簡易)。証拠と言うのもなんですが、せっかくなので適当に撮った局舎の写真を載せておきます。

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ゴールは浦佐駅です。駅前にしかし田中角栄銅像があるのはアレですね。政治的な何かを感じます。

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上越線 浦佐 下車

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 もちろん新幹線なんぞに乗って帰りません。それどころか時間があるので反対方面の隣の駅に向います。

上越線 八色 下車

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 この沿線でもかなり寂れている駅です。駅舎っぽいものもありません。大抵の無人駅でもこのへんは券売機はありますが、ここはないです。

下り電車と路線バスを乗り継いで宿へ帰還。

 

 4日目です。この日は早く出て、とある列車に乗ります。

 

 これですね。折角湯沢にいるのだからこいつに乗ろうと。ついでに持ってきていたレコーダーで車内放送を録音します。

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上越線ほくほく線・えちとき妙高はねうまライン 超快速 新井行 越後湯沢→新井 車内放送録音

 あまりにもスピードを出すのではくたかがなくなっても高速運転への強い執念が感じられますね。この超快速は停車タイプのものなのですがそれでも速い。更に2両で且つ平日という条件下でも約50人ほどの客の半数が直江津まで乗り通しており利用客もそれなりにいるのだなとつくづく実感。

えちとき妙高はねうまライン 新井 下車

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 駅舎撮影を軽く済ませて、帰りの切符を買います。行きもそうでしたが3社連絡のきっぷが購入できるのは強みですね。おまけに100km以上のきっぷなので途中下車を楽しみながら湯沢まで戻ります。

えちとき妙高はねうまライン 北新井 下車

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 無人駅です。15分後に普通が続行してくるので素直に下車して次の列車を待ちます。

えちとき妙高はねうまライン 上越妙高 下車

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 脇野田時代に車で訪れ、入場券も買っては居ますが鉄道での下車じゃないのでノーカウントです。まだまだ開発途中ですね。道路も整備中でした。南高田まで歩きます。

えちとき妙高はねうまライン 南高田 下車

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 高校生がゾロゾロ降りてきました。無人駅です。高田は下車済、春日山は使う機会が今後ありそうなのでスルーします。

えちとき妙高はねうまライン 直江津 下車

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 越後トキめき鉄道としての直江津は初下車です。このあたりの定義付け(転換前の下車も下車済としてカウントするか否か)は曖昧なのでいつかしっかり定めます。ちなみに乗りつぶしの場合は自分の中では含めないことにしてます。

ほくほく線の電車まで時間があるので、郵便局を4局回ります(直江津駅前、直江津直江津港直江津有田)

 ちょうどよくほくほく線の電車に乗り付け、適当な駅で下車します。

北越急行ほくほく線 うらがわら 下車

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 民家もまばらな山あいの集落に巨大な高架の構造物があるさまはなかなか面白いですね。ただほくほく線開通時よりもずっと前にここまでの鉄道路線があったことにも驚きですが。次の虫川大杉までは駅間が近いので歩きます。

北越急行ほくほく線 虫川大杉 下車

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 朝の超快速はここにも停まりますが、駅前は先程のうらがわらよりもはるかに何もありません。地図を見てみるとここから南に高校が存在するレベルに大きな集落があるようです。そこへの接続要素なのでしょう。

北越急行ほくほく線 美佐島 下車

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 ほくほく線で駅下車をするとすればやはりここは外せないでしょう。1時間じっくり時間を取って細部まで見渡します。駅前は人家1つもないのに、地下のハイテクな扉と要塞といい、駅舎の豪華な造り(待合室が畳)ははくたかの黒字があったからこそなし得た技でしょうね。駅ノートもあったので畳で横になって暖まりながら書かせていただきました。

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 時間がきたのでこれで帰路につきます。帰りは安い方がいいということで普通電車を乗り継いで帰ります。水上からは115に乗れた上全列車でボックスを占有できたので意外と楽に帰れました。

 

 で、この「スキー旅行」では50km程歩いたようです。何が怪我なんですかね…(困惑)

 

 

 

 

素材。

 取り敢えず、去年と今年の初めに行った遠征についてのお話は遠征記に飽きたのでまた別の機会ということで、今日は自分の自分の素材について過去の遠征を振り返りながらいろいろお話をしたいと思います。

 

 

 自分が録音を初めたのは2011年の冬です。中2の頃ですね。いわゆる下車に参入する(というか現段階で参入していると言えるのか否か)年齢としてはまあ妥当じゃないですかね。もともと音響や写真などに造詣が深い親父が使っていたLS-10という録音機を貸し請け、試しに近場の接近放送を録ったのが始まりです。ちなみにこのLS-10は今現在所有権が自分に移り、今でも健在です。(ガムテープで補強されまくったり見るに堪えない姿ですがきちんと動きます。)そのため、時系列順に並んでいる音声ファイルの一番上はG各の溝の口行の接近放送です。ちなみにこの段階ですでに、途中下車を作ろうという目的の下で録音をしていました。これについてもまた触れたいなと思ってはおりますが途中下車の存在は小3の頃から知っており、いつか作ってみたいとはつくづく思っていました。

 

 もともと乗るのが好きだった自分はこの次の年の春に東武伊勢崎線系統の数多のワンマン線区へ学校の友達と乗りに行きました。この時レコーダーを連れていき、初めて「取材」と言えるような録音行為と撮影行為をしました。この時に車内放送を録音する楽しさを覚えまして、ぼちぼち関東近郊で日帰りで録音に行きは帰ってきてから適当に音を作って途中で飽きるということを繰り返し始めました。ちなみに、いろは合作等で使用した海外の素材は全部家族旅行の自由時間を使って家族と分かれて一人で録ったものです。短期留学とか学生旅行とかそういった高尚な物ではないのです。ちなみに来月もスペインに行くのでバルセロナマドリッドの地下鉄を少々取材予定ではあります。

 

 また、乗りつぶしに限らず家族旅行(といっても数えるほどしかない)や高校の修学旅行など遠くへ行くときは必ずレコーダーを持っていくようになりました。また、中学時代は地理研究会という名の鉄オタの集まりのような団体に所属していたので、その合宿に行った際も録音をしたりしていました。正確な日付までは判明しかねるので年代ごとに軽く羅列しておきます。

2012夏 広島・関西

2013夏 能登

2014夏 山陰

2015夏 道南・道央

 

 で、保護者なしでいわゆるホテルなどに泊まって鉄道を乗り潰す”遠征”という行為は2013年の春が初めてになります。当時は中学生でしたので、「必ず学校の友だちといくこと」という条件のもと、これが初めて許され、当時波長が合った友達と関西へ行きました。その後、高校に上がって「学校の」という条件は外れたものの一人では行くなとのことなので、誰かしらを巻き込んで朝から晩までひたすら電車に乗ってるような遠征を繰り返しました。おそらく自分の素材の約4割ほどはこれで構成されているのではないでしょうか。このブログ、自分の「備忘録」的役割も兼ねておりますので、試しに音声ファイルや痛い痛い過去のツイートを参照して高校卒業までの過去に行った”遠征”を分かる範囲で羅列してみます。

2013-03-07~08 名古屋(栄×2)

2013-03-25~27 関西(十三×2、車中泊

2013-07-31~08-01 仙台(勾当台公園

2013-08-13~17 四国(敦賀、松山、高知、高松×2)

2014-03-10~13 道南・青森(成田、車中泊、青森)

2014-08-22~28 北部九州(姫路、小倉、熊本、長崎、博多、大分)

2014-12-29~2015-01-04 北東北(車中泊、新潟、盛岡、弘前、秋田、仙台)

2015-02-21~24 北陸(福井、富山、香林坊

2015-03-22~26 関西(車中泊、姫路×2、和歌山)

2015-07-13~15 北陸(金沢、高田)

2015-08-03~07 山陰・岡山(車中泊出雲市、表町×2)

2015-08-29~31 南東北(新潟・気仙沼

2016-01-01~06 中国(車中泊・益田・岩国・出雲市・福知山)

2016-03-03~12 北海道(車中泊・網走・苫小牧・東室蘭蘭越・旭川×2・函館・秋田)

2016-03-14~19 四国(新居浜、松山、徳島、高松×2)

 こんな具合になります。しかしこれだけの数、良く連れを見つけて旅行に行けたなと思いますね。そして当時は必ずどこかしらのビジネスホテルに雀の涙ほどの小遣いをつっこんで泊まっていたのです。(高校生以下はネカフェ泊まれない)今思えばよくやりましたね。

 

 そして、もう一つ欠かせないのが岐阜の現在の祖母の家の存在です。祖母に会いに行くという目的で自宅から一人で岐阜へ向い、岐阜では祖母宅を実質ホテルのようなかたちで利用して、朝から夜まで出歩くという行為を繰り返していました。この場合、当時は小遣い制で大きな負担だったホテル代もかからず、一人で宿泊をしないので友だちと行くという条件もなくなるので自分にとっては大きなメリットでした。その為、現在までに6回ほど行っていることがわかりました。もちろん行ったら行ったで1日は祖母宅でゆっくりする日を取りましたが。

 

 ちなみに大学入学時点でようやく一人での”遠征”が解禁されましたが、折角なのでこちらも同じ要領で羅列しておきます。

2016-08-23~09-02 四国・九州(姫路・《石槌山・松山》←一人でない・五島町・都城・八代・国分・二日市・和白・船中泊)

2016-11-12~13 塩浜(三河安城

2016-11-25~29 関西(車中泊田尾寺・西宮・車中泊

2016-12-29~2017-01-03 関西(姫路・西宮・終夜・京田辺・宮之阪)

2017-02-08~02-12 関西(車中泊泉佐野・中百舌鳥・車中泊

 ざっとこんな感じです。すべてネカフェです。大学にも入り、バイトをはじめてから旅費がぐっと下がるというなんとも皮肉な状況に陥ってます。その分、その土地では美味いものを食えるようになったので、どちらかというと遠征の質は向上したかなと個人的には思います。

 

 ここ数ヶ月は降り潰しメインなので違いますが、それ以前はやはり降り潰しと録り潰しめいんだったので一つの路線に時間掛けるってよりは広く浅く、網羅的に車内放送と申し訳程度の画像、動画素材(駅名標とか車内表示機とか)を集めようというのがモットー(?)でした。ただ同じようなところに何度も行ったり、乗りつぶしが進んでくると、今度は各路線を掘り下げようという言う傾向が強くなりまして、(もともと駅下車と取材は全く別モノとして始めましたが)最近は関西の全駅下車にも手を出しつつ有るというわけです。その為、表面的にみたら素材量はたしかに多いかもしれませんが実は蓋を開けてみるとそうでもない、なんてこともあるかもしれませんね。

 

 また現在音声素材を表にまとめたエクセルファイルを鋭意製作中(ファイル自体は一度前上げたような気もしますが、そもそも去年の夏から先の分を整理していない)ですので終わり次第アップしたいと思います。その表を見て借りたい素材などあればご相談下さい。基本的にはお貸しできると思います。

 

 

 というか校正のために一度読み返したんですが、かなりひどい文章になっていました。思いつきで文章を書くとこうなるんですねぇ…。まだ完全に直しきれてないやんってところや、こいつ馬鹿なんか?みたいな文章があるかもしれませんが、悪しからず。文系学部の人間なのにこんな文章力で将来やってけるんですかね…?(困惑)

 

 

 

2017春関西 3日目 南海全駅下車完結編 

3日目は南海一の鬼門とも思われる、橋本以南の下車をいたします。この敢行あたっては緻密に行程を組んまなければなりません。詳しくは別の機会にお話しますが、本数が少ない区間だと全駅下車をするにあたって上りと下りをうまくパズルのように使って全駅下車をスルというテクニックが必要です。なので、南海全駅下車終了の駅と時刻はもうこの段階で確定していました。

というわけで無事4時半頃に起床し中百舌鳥駅へひたすら歩いて向います。先日より2枚ほど重ね着をしましたが寒いです。中百舌鳥では前日と同じように奈良斑鳩…を買います。そして買った券をすぐ改札機に通しますが、何故か処理異常と表示され改札が開きません。は?駅員が飛んできて「どうぞ。」とそのまま通ることに。これは幸先良くありませんね。

朝一の電車は朝帰りであろう客がいくらか居ました。この日は土曜日ですから特に多かったのではないでしょうか。早朝のイレギュラーダイヤなので河内長野で接続の極楽橋行に乗り換えです。

で、この前日から実は車両故障高野山ケーブルは運転を見合わせていました。というかこの記事を公開している日の段階でもまだ運休していますね。いつになったら復旧するんでしょうか。しかも、この時はかなりの積雪の影響で今現在と違って振替輸送も実施していない状態でした。その為、橋本駅からは駅員が乗り込んできて乗客全員に何処まで行くか聞いて回っていました。(といっても乗客は2人ですが)

南海高野線 紀伊清水 下車

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朝早くからホームを除雪する駅員と挨拶を交わして改札を出ようとします。改札が開きません。出れません。先程の磁気異常が駄目だったんでしょうか。駅員に事情を説明すると、その駅員は自分の通した改札機と違う改札機に券を通しました。すると何故か開きました。その駅員曰く「駄目だったら別の改札機に通すと開くことがある」らしいです。仕組みはよくわかりませんが、そういうことらしいです。ちなみに入場時は何事も問題なく改札を抜けられました。

南海高野線 九度山 下車

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解決したと思われた磁気異常の問題がまた発生しました。出れません。隣の改札を通しても出れません。駅員も確認できないのでインターホンで呼ぶと橋本駅に繋がりました。事情を説明すると1分ほどで改札を開けて通していただきました。乗るときもこの作業をしました。この駅の滞在時間は9分。この作業を改札を通る度に行わなければならないのは大きなタイムロスなので気が気でないです。ちなみに紅いのぼりは真田丸の何からしいです。

南海高野線 学文路 下車

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言わんこっちゃありません。改札は開きません。インターホンで呼ぶとさっきと同じ橋本の係員が出ました。事情をわかってるからすぐ通してくれるかなと思い安堵しましたが事情を説明すると一旦券を通してほしいとのこと。駅側で磁気情報を確認するそうです。通して待つこと6分程。ようやく改札の外に出れましたが、滞在時間は8分しかありません。駅舎の写真を撮ってホームに戻ろうとすると電車の接近音が聞こえてきます。背に腹は代えられないということで乗車駅証明書を発行してそれを改札に通して電車に乗ることに。なんとか間に合いました。

南海高野線 紀伊細川 下車

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一気に4駅ほど進んだため人里離れた駅になりました。こんな駅にも自動改札があるんですね、で券はというともちろん弾かれます。またインターホン事案かよと思ってインターホンを押すと奥から人が出てきました。有人駅なんですね。驚きです。事情を説明するとすぐに改札を通していただけました。また乗車の際も次降りる駅を聞かれて、連絡しておくというのです。この世話の焼かれ方、さながらローカル私鉄の駅のようです。

南海高野線 上古沢 下車

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駅員が立って待っていました。更に券を交換してくれるというのです。その後、写真を撮るならつらら有るから気をつけてねなどと忠告までして下さいました。この対応は本当に大手私鉄とは思えません。そして駅前も駅舎も大手私鉄とは思えません。個人的には都市交通としての鉄道が好きなので、降りるのも町中の駅のほうが好きですがこういうローカル駅を巡るのも悪くはないですね。

南海高野線 下古沢 下車

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新調された件で改札を何事もなく通り抜けます。本当に上古沢の駅員さんにはあたまが上がらない思いです。こちらは上古沢と違い無人のようです。ただこっちの方が人里感はありますが。

南海高野線 紀伊神谷 下車

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一日の乗降客数は14人。南海の中で最も利用客の少ない駅でそれなりに有名な秘境駅です。で、そんな駅に駅員(除雪要員かな)が4人も居たらたまげますよね、普通。標高もかなり高く、めちゃくちゃ寒かったです。

南海高野線 高野下 下車

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旅館みたいな造りの木造駅舎です。駅構内にはレールの輪切りやら車両銘板などが展示されていました。20分ほどの滞在でしたがまあ飽きることなく過ごせました。

というわけで橋本以南は終了したので橋本以北を降り潰します。橋本以北でも、この時間は毎時2本になってしまうので上りと下りを利用した行程で回ります。

南海高野線 美加の台 下車

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少し寂れた感じのニュータウンです。雰囲気的には印旛日本医大みたいな感じですかね。また、この駅のサインシステムはこの駅独特のものでした。そういうところからも少しバブルを感じますね。

南海高野線 天見 下車

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橋本以南で十分な秘境駅を幾多と見てきたので、かなり山深い場所ではありますが秘境駅とまでは感じませんでした。ただ複線なのが少々異質ですね。

南海高野線 千早口 下車

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微妙に駅舎が古いのか新しいのかわからないのがなんともいい難いです。千早”口”とか言ってますが、千早赤阪村へは河内長野から金剛バスでのアクセスが一般的な気がしますね。NK72。

南海高野線 紀見峠 下車

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駅前は前の2駅と同じような感じですが徒歩圏内にニュータウンがあります。しかし、そのニュータウンのアクセスはもっぱら林間田園都市からのバスになりますが、そのせいもあって多少は乗降客数が多いようです。ちなみに林間田園都市は下車済みです。

南海高野線 御幸辻 下車

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微妙に立派な高架駅です。平成初期の複線化の際に線路を持ち上げて駅舎を改築したそうです。

南海高野線 三日市町 下車

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地味に行先でもよく見る駅ですね。市街地は河内長野の延長線上って感じでしょうか。

と、いうわけでのべ約3日間に渡る南海電鉄全駅下車が達成されました。これで相鉄、東急、メトロ、西武、小田急、阪急、阪神についで8社目の大手私鉄の全駅下車が達成されました。次は大津線を潰して京阪の全駅下車を狙いたいところです。

で、この段階でまだ11時なわけです。バスの時間までまだ10時間ほど有るわけでして、困った時の難波ということで取り敢えず区急で難波へ向います。

個人的な今回の南海の目標は全駅下車の他にも特急の全系統の録音と普通車の自動放送の録音がありました。うち特急は前日に泉北ライナーとラピートに乗ったのでりんかんもしくはこうやのみとなっていましたが、(サザンは2年前に収録済)普通車の自動放送は運用がわからない限り録音できません。

なので取り敢えず難波に向かって難波で待ち構えようということで難波に向かった節もあるわけですが、天下茶屋についた途端、下りの普通車和歌山市行が入線してくるではありませんか。最悪新今宮天下茶屋はサザンの放送から流用できるので、この普通車に乗ろうということで急遽天下茶屋で区急を捨てて普通に乗り換え。収録を開始しました。

南海本線 普通 和歌山市行 天下茶屋和歌山市 車内放送収録

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で、この時すでにトイレに行きたかったわけですが折角のチャンス。トイレにいくために電車を降りることはしたくありません。といっても和歌山市までの所要時間は約2時間。そんな我慢できるわけもないのでどうしようと考えていると堺での2本連続待避の為6分ほどの停車が。無事トイレを済ませてピンマイクを設置し、あとはひたすら乗ってるだけです。しかし、6両の普通車はガラガラですね。各車両に3人ほどしか乗っておりません。で座りながら暇をしてると再び尿意が。しかしこの電車は泉佐野からは先着するためまとまった停車時間がありません。で、現在地は羽倉崎。50分ほどの苦行が始まります。結局なんとか我慢し通せましたが尊厳の死をも覚悟しました。そんな思いまでをしてもとりたい南海の自動放送でございます。

和歌山市からは通説・判例の取り敢えず難波の法理を準用して難波先着の折り返しのサザンを待ちます、それにしても時間があったのでまだ入ったことのない南海そばで腹ごしらえをすることに。比較的美味しかったです。そばのクオリティーは大分高いと思います。

サザンに乗車後、ふと思い出した残りのタスクである高野線の特急の時間を調べた所、1時間半ほど余裕が有ることが判明。各駅で接近放送を収集しながら難波へ向かうこととしました。

南海の接近放送では優等の場合、「次は〇〇に停まります」という放送が付きます。このため、駅によってこの流れるパーツが代わります。その為、幾つかの駅でこのパーツを残り時間を使って集められるだけ集めようとしました。

結局、録れたのは泉大津貝塚、岸和田、羽衣、天下茶屋というなんとも歯抜けな状況に。まあ時間がないからね、しょうがないね。

ぼちぼち難波についた後はりんかんの指定席券を橋本まで購入します。スピーカーについての有力な情報は得られなかったので、適当に座席指定をしました。

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で、案の定スピーカーから離れた席でした。しょうがないので「橋本行」と「終点橋本」の放送だけ録って両方向の放送に対応できるようにします。橋本着後は折り返しのりんかんの特急券を購入します、ガラガラでした。スピーカー直下も取れて非常に快適でした。

南海高野線 りんかん なんば行 橋本→なんば 車内放送収録

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難波につきました。取り敢えず、時間が3時間ほどあったので、珍しい言い回しの放送+南海唯一の駅名連呼が流れる岸里玉出へ。おまけに8300の普通車和歌山市行が停車していたのでそれで先程録れなかった普通車のなんばから天下茶屋を回収しました。

岸里玉出では高野線汐見橋線のホームで駅名連呼が流れます。特に汐見橋線の方は「りんかんサンライン」などという死語で乗換案内をするのでなかなか良いです。また高野線の接近放送は電車が参りますではなく北野田方面行と難波行という言い回しになります。他の南海の自動放送事情については某伊勢崎のなんとかさんから聞いたものですが、岸里玉出については以前調べたことがありその関係で絶対録りたいななどと思っていました。

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岸里玉出でのタスクを終えたあとは天下茶屋へ戻り残りの時間を接近放送の行先パーツ集めに全振りします。2時間ほど待合室にこもっていましたが、待合室の混雑の傾向としては和泉中央行が来ると一気に空いて、またじわじわ和泉中央行に向かって混み始めると言った具合でした。

2時間で金剛、河内長野、三日市町、林間田園都市、橋本、高野山接続橋本、関西空港和歌山市のパーツが録れたのでまあいいかなという感じです。その後、なんばをあとにしてバスに乗り込みましたとさ。おしまい。

2017春関西 2日目 南海全駅下車前編 

起きたら時計は無情にも8時の文字を表示しておりました。どちらにせよ南海は当初から2日かける予定でいたので、特に起きる時間も予定もまっさらだったのですが、8時はそれにしても遅すぎます。また、電車の本数が多いうちに加太線の全駅下車を片付けてしまいたかったので、少々ショックでした。

というわけで泉佐野の駅へ急いで本日使用するきっぷである「奈良・斑鳩1Day 南海拡大版」を購入します。このきっぷは名前からしてもわかると思いますが、近鉄奈良交通の1日乗車券に南海全線と泉北高速線の1日乗車券が付いたもので、本来の趣旨は奈良周辺の神社仏閣の便宜を図ったものです。が、前日と同様、このきっぷを濫用していわば南海の1日乗車券として使おうという1日目と同じ魂胆です。しかし、前日と違って今回は奈良方面へは一切参りません。合法的な南海・泉北1日乗車券です。

とりあえずきっぷを購入後、停まっていた和歌山市行の急行に飛び乗って加太線を目指します。が、紀ノ川で15分待ちを食らうことが判明。尾崎で追い越す普通車に乗っても同じ電車になることが判明したので、和歌山大学前に先行して下車することにします。

南海本線 和歌山大学前 下車

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ゲリラ豪雪に襲われました。シャレにならないほど雪が降ってました。大学生が多数降りていました。9時始業でしょうか。

南海本線 紀ノ川 下車

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いきなり止みました。先程の雪は何だったんでしょうか。ここから加太線の全駅下車です。

南海加太線 東松江 下車

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大通りに面し、大変賑やかな駅です。おまけに晴れたので次の中松江まで楽に歩けます。

南海加太線 中松江 下車

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東松江からの大通りを1本入ったところにあり、これだけでも駅の雰囲気はガラッと変わりました。

南海加太線 八幡前 下車

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にしても駅員がどの駅にもいますね。八幡前からはまた隣の西ノ庄まで歩きます。

南海加太線 西ノ庄 下車

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ここに来て初めての加太線内での無人駅です。駅舎というかホームの壁に穴を開けたって感じの駅ですね。

南海加太線 二里ヶ浜 下車

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特に言及することはありません。駅員はきちんといました。隣の磯ノ浦まで三度歩きます。

南海加太線 磯ノ浦 下車

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駅前にある海水浴場はそれなりに有名みたいで顔出しパネルもありました。二里ヶ浜で捨てた電車の折り返しに当駅から乗ります。乗りつぶし時に加太は下車済なのでこれにて加太線の全駅下車は終了です。ギリギリ毎時3本の時間帯に滑り込めたこととどの駅間も1キロ前後だったので気軽に歩けたことも手伝って想定よりも大分早く終わらせることが出来ました。

時刻を調べた所、ちょうど多奈川線の電車とうまく接続していることが判明したので、多奈川線の各駅(といっても終点の多奈川は例のごとく下車済なので降りるべき駅は2つ)へ向います。

南海多奈川線 深日港 下車

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明石海峡大橋がなかった頃はここから洲本までの船が重要な航路として栄えていたらしいですが、今となってはその面影もありません。駅前もただくたびれただだっ広い歩道が当時の繁栄を物語ってくれるだけです。駅舎の裏には臨時改札もありました。

南海多奈川線 深日町 下車

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深日港から滅茶苦茶距離が近いです。歩いても6分ほどです。駅のホームからは両隣の多奈川まで見られます。

南海本線 みさき公園 下車

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公園の休園日らしく駅前は閑散としています。特急が停まる割には本当になにもありません。もはや乗り換え専用駅ですね。

ここからは難波方面に向けて駒を進めていきますが、多奈川線との接続の関係上、一度スルーした孝子を下車するため、一旦和歌山市方面へ引き返します。

南海本線 孝子 下車

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南海の本線系統では一番の秘境駅ではないでしょうか。人家があまりありません。それでも本線の地位に甘んじて毎時4本も列車が来ます。ただ、駅前には車通りの多い道路が存在しており、(秘境感は)ないです。

南海本線 淡輪 下車

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どうやらそれなりに名の知れた景勝地だったようです。駅前は観光地と郊外住宅地が混ざったような雰囲気で少しカオスでした。駅舎はモダン建築風ですね、大正頃のものでしょうか。前にも記した気もしますが、平気でこういう駅舎が残っているのも他の大手私鉄と違って南海の面白いところです。

南海本線 箱作 下車

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すぐ近くに踏切があるのに何故か歩道橋が整備されている不思議な駅です。淡輪とは打って変わって近代的な質素な駅舎です。

南海本線 鳥取ノ荘 下車

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上りホーム下りホームともに改札があるのですが、片方の駅舎が極端に新しいです。改札を増設したのでしょう。

南海本線 尾崎 下車

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特急停車駅…なんですが駅前は狭いですね、ロータリーもありません。駅前も他の駅と比べて少しは栄えてるかな?という程度です。

南海本線 樽井 下車

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某聖地、泉南イオンの最寄り駅ですね。徒歩15分ほどかかるのでスルーしました。

ちなみにこの駅には何回では珍しい新ゴで構成された駅名標があります。(↓)南海は基本的にゴシック4550を用いていますからかなり珍しいですね。

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南海本線 岡田浦 下車

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駅前の府道も狭く昔からある集落って感じの町です。ホームの難波寄りにはゴリ押しで造られたような改札がありました。

南海本線 吉見ノ里 下車

 

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田尻町の実質的な中心駅です。町内には他に関西空港駅がありますが、関西空港に住んでる人はそもそも居ないので利用できませんね。

南海本線 羽倉崎 下車

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夕方には多くの列車がこの駅を終着にします。昔は日中も当駅終着の列車があったそうで、駅構内は2面3線になっています。

南海空港線 りんくうタウン 下車

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一度本線を離れてりんくうタウンのみ下車しました。空き地も多く目立ち、泉佐野市がいたたまれませんね。ちなみに風がめちゃくちゃ強くて寒かったです。

南海本線 井原里 下車

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すぐに本線に戻ります。駅間が妙に近いと思ったら戦後の新設駅なんですね。

南海本線 鶴原 下車

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次の二色浜まで歩きます。

南海本線 二色浜 下車

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これにて南海本線系統の全駅下車は終了です。蛸地蔵迄の下車記録はこれを見てね。♡(貝塚は以前下車済)

というわけで、これから取り敢えず高野線に向かい、暗くなるまでに降りられる駅を降りようということで貝塚で降りて空港急行を待ちます。その間に以前降りたものの軽く下車して駅舎撮影。以前降りたときはまだSyamu_gameの存在が知られていなかった頃でしたね…。

天下茶屋で区急に乗り堺東で普通に乗り換えて、白鷺へ向います。ちなみに中百舌鳥までは泉北高速と合わせて下車済で、その時の様子はこちらです。

南海高野線 白鷺 下車

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中百舌鳥と2連続で2面4線の駅が続きます。豪華ですね。

南海高野線 初芝 下車

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優等通過駅とは思えない栄え様です。駅看板の丸ゴシックが中々かっこいいです。

南海高野線 萩原天神 下車

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小さな駅舎です。

南海高野線 北野田 下車

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急行停車駅です。駅名書いた看板つけて(懇願)

南海高野線 狭山 下車

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ここから堺市を離れて大阪狭山市になります。埼玉の狭山市駅よりも前から狭山駅を名乗っていたんですね。

南海高野線 大阪狭山市 下車

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個人的にクソダサ駅名BEST10くらいに入るんじゃないかと思うくらい違和感を感じる駅です。狭山遊園前にもどして。

南海高野線 金剛 下車

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駅前に巨大ニュータウンが広がり全列車が停車するそれなりの拠点駅です。特に東口の方はニュータウンって感じの町並みです。

南海高野線 滝谷 下車

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駅舎も駅前も小さな駅です。

南海高野線 千代田 下車

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ちょうど全駅下車をしていた時間千代田行が多く走っていましたが、決して多い行先ではないんですね。2面2線で千代田で橋本行き接続などの印が付いている電車もありましたがどう回しているんでしょうか。駅前には再度ニュータウンが広がっています。

南海高野線 河内長野 下車

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1ヶ月ほど前に近鉄で来たばかりの河内長野です。本来ならば次の三日市町まで降りたかったのですが、日が傾きかけていたので断念。取り敢えず折り返して難波に戻ります。ちなみにこの時点で今後の予定は全く未定です。

しかし、難波につくと電光掲示板には泉北ライナーの文字が。することもないのでこれの収録を決断。某氏から教えて頂いていた席番を元に無事席を確保し、スピーカー直下で録音します。

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南海高野線・泉北高速線 泉北ライナー 和泉中央行 難波→和泉中央

平日の夕方という時間が時間だけあって比較的混んでいました。(といっても窓側のみが8割埋まる程度)ただ普段使いとして20分~30分で500円の特急料金はケチなので自分なら出し渋ります。ただ泉北ライナーを使わないと泉北方面へは直通列車が20分空いているので悩みどころですね。

和泉中央につきました。折り返しは準急で戻ります。取り敢えず難波に戻るの精神は何なんでしょうね。しかし、これが功を奏します。戻ると8分後くらいに出るラピートがちょうどあるではありませんか。窓口で特急券と乗車券を発行し(例の一日券は関西空港は何故か使えない)、本日2度目の課金をします。

南海本線 ラピートβ 関西空港行 難波→関西空港

スピーカーが変な位置にあります。しょうがないのでデッキの丸い所にぶっ刺して放置です。車内も中々奇抜なデザインで面白いですね。

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関西空港からも取り敢えず戻ります。難波まで例のごとく戻ろうとしましたが、天下茶屋で引き返して本日の宿方面へ向かいます。明日は高野線の全駅下車をする予定なので高野線沿線の快活を目指します。候補として中百舌鳥と滝谷が有るわけですが、Googleの便利な混雑がわかるグラフを見ると滝谷はめちゃくちゃ混んでそうだったので、駅から少し離れては居ますが、中百舌鳥の快活へ行くことに。しかし少し時間が早かったので堺東で数本自動放送を回収してから中百舌鳥へ向かいます。

が、平日の夕方ということで肉声放送に被られまくり。結局回収できたのは準急和泉中央と普通千代田の接近放送のみ。意気消沈しながら中百舌鳥の快活へ向いましたとさ。

 

 

2017春関西 1日目 神鉄全駅下車 

結局関西に行ってから1週間以上経ってしまいました。とりあえず書き上げたいのでいつもの遠征記ですが書き上げます。

桜木町から高速バスに乗り、三宮で下車します。取り敢えずスルKANが亡き今、スルKANに代わる代用券を求めに湊川へ行きます。神戸高速経由の方が60円ほど安かったのですが、新開地で1度乗り換えるのもめんどくさかったので、地下鉄に乗りました。湊川では「神戸町巡り1dayクーポン 神鉄拡大版」を購入します。オリジナルは神戸高速全線と新長田以西の地下鉄全線、ポートライナーの1日乗り放題に神戸市内の観光施設等で使える700円分のクーポンが付いているというもので、これにさらに神鉄全線の全線が乗り降り自由になるものが神鉄拡大版です。これでこの日は神鉄を満喫します。手始めに正真正銘の神戸っぽいとこ(鈴蘭台より南)を降ります。

神戸電鉄有馬線 湊川 下車

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切符を買って入場したので神鉄で出場するので神鉄で下車したことになります。ちなみに神戸高速側からは4年ほど前に阪急阪神の全駅下車をした際に降りています。

神戸電鉄有馬線 長田 下車

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放送で神鉄長田って言うくせに正式名称は長田なんですね

神戸電鉄有馬線 丸山 下車

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2駅来ただけなのにすでに大分登っています。半ば登山電車ですね。

神戸電鉄有馬線 鵯越 下車

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♪~フォーエバーコミュニケーション加登

というわけで一度新開地に戻りましてここから岡場まで一気にワープすることとします。

神戸電鉄有馬線三田線 急行 三田行 車内放送録音 新開地→岡場

急行です。特快速とちがい三田線方面のものは夕方にもありますが、決して一般的な行先ではないので下りがてら「〇〇の次は〇〇に停まります」という放送がある、すなわち優等運転する区間だけ録音します。

この日は雪の予報だったのですが、三宮に降りたらただの雨で安心していました。鵯越トンネル(?)を抜けるとそこは雪国だった。ガッツリ積もり且つ降っていました。恐るべし関西の軽井沢もとい神戸のチベットですね。

神戸電鉄三田線 岡場 下車

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北区東部の中心駅でしょうか。2面4線の高架でガッシリとした構えです。

神戸電鉄三田線 五社 下車

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目の前に高速道路の橋があるなかなかおもしろい駅です。思いっきし谷を電車が走っている様がわかります。で、この駅さきほどの岡場駅から1つ新開地よりに戻ってきた格好になります。というのも岡場行の終着放送を録るためです。この駅から再び岡場行に乗り込み下ります。

神戸電鉄三田線 普通 岡場行 車内放送録音 五社→岡場

神鉄の終着放送(途中駅Ver)は「この電車は〇〇止まりです。〇〇方面ご利用のお客様は乗り換えください。」という感じでその行先じゃないと録れないようなパーツが用意されています。しかし岡場行の場合コレに加えて「三田方面は1・2番線にお乗り換え下さい」というものでした。なかなか他の行先では聞かない言い回しです。レヤ度が高いですね!!

神戸電鉄三田線 二郎 下車

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ここ入場券が食券代わりになるってマジですか?漢字だといわゆるラーメン二郎ネタ(ぼくは3回しか行ったことないですが)が出来ますが、ひらがなだと「にろう」今度は浪人生を煽ることができるというなかなかポテンシャルの高い駅名ですね。

神鉄三田線 道場南口 下車

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二郎から徒歩10分ほどでつきました。駅前と駅舎はごく最近整備されたみたいですね。

神鉄三田線 神鉄道場 下車

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バブリーな住宅地とバブリーな駅舎ですね。でも字名が鹿の子台ってもっとまともな名前あったと思うんですけど(名推理)

神鉄公園都市線 フラワータウン 下車

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横山以東は前の記事読んでいただければわかると思いますが下車済でございます。というわけで公園都市線へ。こちらはあまりバブリーな感じはせず成功している感がありますね。ただ、三田まで300円もかかるらしいです。対するバスは270円で所要時間は互角。粟生線に限らずこんなところでも神姫バスに客を奪われてそうですね。

神鉄公園都市線 南フラワータウン 下車

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両脇を道路で抱え込まれているのでこんな構造になっています。中々金の掛かった構造ですね。

これで有馬口以北は終わりましたので、横山で乗り継ぎ有馬線を目指します。

神鉄有馬線 有馬口 下車

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乗換地点としてそれなりに重要拠点の駅ではありますが駅前は他のどの駅よりも格段に何もありません。近くにニュータウンもありません。

神戸電鉄有馬線 有馬温泉 下車

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乗りつぶししてるなら降りてるはずだろって感じですが、有馬線の折り返しは1分でありますので、改札を出ず戻ったのだと記憶しております(もちろんスルKANなのでキセルでゎない)。こじんまりした駅ですね。

ちなみにここの接近放送、他のどの駅でも聞かない特殊なものでガッツリ行き祭も案内します。しかも多言語です。朝夕に来ればこのタイプでの新開地行のパーツがとれますね。ぼくは日中の基本の行先である有馬口行だけで妥協しました。

神戸電鉄有馬線 唐櫃台 下車

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めっちゃつよそうな駅名。

神戸電鉄有馬線 神鉄六甲 下車

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唐櫃台から歩いてきました。なんか改築したばっかの駅舎ですね。六甲登山口にもどして。

神戸電鉄有馬線 大池 下車

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ホームの屋根と駅舎がつながっていないマヌケな構造です。屋根を付けたあとに駅舎が奥にずれたんでしょうか。その割には駅舎が古いです。

神戸電鉄有馬線 花山 下車

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この辺はめちゃくちゃ寒かったので駅舎を出たらすぐホームに戻って座っていました。

神戸電鉄有馬線 箕谷 下車

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私鉄合作と似た構図ですねコレ。駅前からは神戸市営バスが新神戸を経由して三宮まで鉄道より高頻度且つ安価で運行されています。一体神鉄は大丈夫なんですかね…。

神戸電鉄有馬線 山の街 下車

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大分頭の悪そうな駅名です。(失礼)駅舎が古くてナイスです。

神戸電鉄有馬線 北鈴蘭台 下車

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半地下構造のスタイリッシュな構造の駅です。ただ壁が中途半端だったりするところが萌えますね。

神戸電鉄有馬線 鈴蘭台 下車

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神鉄の核となる駅です。駅前に未だダイエーが有るのは驚きです。またこれにて残すは粟生線のみとなりました。まあ大変なのは粟生線なんですがね。如何せん日中の本数が少なすぎる。

神戸電鉄粟生線 西鈴蘭台 下車

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鈴蘭台西口をスルーして先に西鈴蘭台を下車します。で、歩いて鈴蘭台西口へ向います。というのも粟生線の急行の「西鈴蘭台の次は木津に停まります。」というパーツを録るためです。運良くこの次は急行であることに鈴蘭台で気づいたので急遽ルートを変更しました。

神戸電鉄粟生線 鈴蘭台西口 下車

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駅の構造も名前もめっちゃ既視感有るなと思ったら富田林西口ですねこれ。棒線駅にホーム横付けの改札と駅舎ってそっくりなんですよ、本当に。

神戸電鉄粟生線 木幡 下車

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間にある藍那と木津は取り敢えず日中は本数が少なすぎるので後回しです。なんというか簡素な駅舎ですが意外と古そうです。

神戸電鉄粟生線 栄 下車

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駅名書いてある看板が何処にもないんですねこれ。これはひどい

神戸電鉄粟生線 押部谷 下車

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さっきからちょくちょく駅前を散歩していると必ず神姫バスのバス停があり、それらのすべてのバス停に三宮行きのバス(いわゆる恵比須快速線)が停車するようですね。本当に疲弊しているようです。数少ない神鉄側の取り柄だった本数も次回のダイヤ改正で半減でバスと互角になってしまい、行く先が案じられます。

神戸電鉄粟生線 緑が丘 下車

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どう考えてもめっちゃ人が住んでそうな駅前です。おまけに地図見るとかなり区画の広い新興住宅地が広がっています。まあそれでも電車も駅前も人一人見当たりません。どうなってるんでしょう。

神戸電鉄粟生線 広野ゴルフ場前 下車

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ゴルフ場って付く駅名は珍しいですよね。古賀ゴルフ場前もなくなったので全国でもここだけかもしれませんね。次の電車はちょうど志染行だったので「志染止まり」のパーツが録れます。

神戸電鉄粟生線 志染 下車

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日中の3/4が折り返す(していた)拠点(?)駅です。ここ、三木市なんですね。なので正直ここで折り返すなら市の中心部の三木で折り返せばいいのにとは思います。志染と違って三木は2面2線なので厳しさはあると思いますが。まあそもそもここまでガラガラなのでそれほどの需要もないのでしょう。

神戸電鉄粟生線 恵比須 下車

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立派な駅舎に神鉄では珍しい待合室(4駅ほどしか確認できなかった)も完備されていますが日中来る電車は毎時1本なんです。悲しくなりますね。ちなみにちょうど良く志染以北に突入したタイミングで志染行が小野行に切り替わるタイミングだったのでスムーズに駅下車が出来ます。

神戸電鉄粟生線 三木上の丸 下車

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棒線駅です。三木市の中心は三木駅よりもこちらになるみたいです。その割には盛土の上の簡素な棒線駅ですが。

神戸電鉄粟生線 三木 下車

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相変わらず渋い駅舎ですね。荘厳です。

神戸電鉄粟生線 大村 下車

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完全に地方の集落って感じですね。こんなとこに日中毎時4本は確かに過多な気がしますね。

神戸電鉄粟生線 樫山 下車

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駅舎がきれいになっていますね。隣の市場まで歩きます

神戸電鉄粟生線 市場 下車

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滅茶苦茶簡素な駅舎です。周辺は田圃なうえ隣の樫山ともあるけるほど近接し駅勢圏も狭そうですし利用客は少なそうです。

神戸電鉄粟生線 葉多 下車

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小野より先は更に本数が減ります。ただ、この時間でも毎時2本有るのが救いですね。ちなみに小野は2012年夏に降りました。あのときは日中でも毎時4本小野行があったのを覚えています。

神戸電鉄粟生線 木津 下車

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日中は半数の電車が停まらない割にはかなり巨大な駅です。というのも近くに工業団地があり、その造成に合わせて作られたものだと思われますが、工業団地なので日中は利用客が少なく朝夕の通勤時間帯だけ列車を多く止めればいいとの判断でしょう。生活感はまるでありませんが粟生線の今まで降りてきた中でも、一番ホームは活気があります。

神戸電鉄粟生線 藍那 下車

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日中の急行電車は一切停まらないという隣の木津と全く同じ待遇の駅です。ただ、こちらは本当に利用客がいません。そもそも駅前には数えるほどしか民家がありません。ただこの藍那という集落は歴史が古く、明治の文献にも多く出てきますので、昔はそれなりに重要な集落だったのでしょう。ただ個人的には正直いつ菊水山状態(停車列車の削減からの休止、廃止)になってもおかしくはないなと思いました。

というわけで神鉄の全駅下車は完了です。しかしまだ目標の電車までは時間が有るのですが取り敢えず新開地へ向います。

新開地です。新開地といえばあれですね、高速そば。3回ほど寄りましたがやはり僕の一押しはぼっかけそばです。山陽そばなどでも提供されている神戸のご当地的なメニューで要は牛肉が入っています。ただし、ここ高速そばのものはこんにゃくと牛肉が混ざって入っているのでなかなか美味しいです。もちろん食べました。

ですることもないので、平日夕方特有の珍しい行先の接近放送を回収します。「快速・粟生」とか「準急・押部谷」とか「普通・道場南口」とかですね。でも1時間もしないで回収できる全行先を回収してしまったので停まってた珍しそうな準急押部谷行きを終着まで録音します。

神戸電鉄有馬線粟生線 準急 押部谷行 新開地→押部谷 車内放送録音

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押部谷についたらすぐに引き返します。ただ、戻っても暇をもてあますので、このチケットの主要部分というか本来利用が想定されているフリーエリアの市営地下鉄で少々時間まで油を売ることにします。

神戸市営地下鉄山手線 大倉山 下車

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東横線利用者の自分にとって中々馴染み深い駅名です。ただ、駅名連呼を録るためにこの駅で数本待ったのですが、一向に鳴る気配がありません。西神・山手線って到着放送前駅で鳴るわけじゃないんですかね…、以前なってたのを聞いた気もするのですが。

神戸市営地下鉄山手線 県庁前 下車

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こちらはきちんと駅名連呼が流れていました。同じ中間駅なのでこっちで流れるということは大倉山でも流れる可能性高そうなんですがどうなんでしょうね。

あと数駅到着放送と下車をしようと思ったものの前日高速バスで眠れてなかったせいで眠みはMAXに。とりあえず新長田に居たので長く座って寝れそうな海岸線に乗って三宮まで出ることにしました。

でまあ三宮・花時計前についたところで時間も中途半端なので、そろそろ本日最後のタスクである列車の取材に向かおうということで、阪神電車三宮駅へ。難波に行くことが多いからか知りませんが、自分の阪神間の移動では圧倒的に阪神の利用率が高いです。

まあ案の定ここでもぐっすり寝まして尼崎で無事起きて乗り換えたもののまたすぐ寝落ち。なんとか桜川で目が覚めて事なきを得ました。

というわけで難波で下車。南海の難波へ向います。それでアイツを待ちます。

待つこと30分やってきました。白線急行です。おまけに8000です。自動放送流れますねコレ。やったぜ。

南海本線 ー急行ー 泉佐野行 難波→泉佐野 車内放送録音

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空港急行と放送はほぼおんなじ文面です。ただ車内放送における「最終電車」パーツが録れます。謎のROM更新でつくばエクスプレスが死んだ今日本で唯一なのではないでしょうか。30分ほどで泉佐野に到着です。泉佐野ではキャリーバックを持った外国人が時刻表を見てましたが関空行の終電車は1時間ほど前に終了しているんですね。なんともお粗末な。

改札を抜け、駅から15分ほど離れた快活へ向かいます。フルフラットはブースほどしかありませんでしたが無事確保できそのまますぐに寝付きました。

今日は2月14日です

というわけで今年2回目の関西に行ってまいりました。鉄は熱いうちに打てという言葉もありますので、前回までに必死になって上げていた遠征記と現在の間に行った遠征をすっ飛ばして(今後書くかどうかもわからない)今回の遠征について3日分書き綴っていきたいですね。

今回は今週の前半にとあるMADを聞いてたら神鉄に行きたい!!!!ってなりましてなら行くかということで往復に適当な夜行バスを予約して余裕を持って3日間の行程を取りました。粟生線の本数の関係もあって全駅下車には2日かかるかなぁと予想していたのですがきちんと行程を組み直しましたら、1日で終わることがわかったので、残り2日は相変わらず自動放送が録れていなかった南海電鉄に2日を割いて収録と全駅下車を終わらせることにしました。

 

 

 で、今日はその話ではなくてまあせっかくの2月14日なのですからその日付に纏わる話をしようというわけです。多分このブログを読んでいるようなオタクたちでも普通の一般人でも「米原」といったらだいたい何処にあるか分かる人が多いんじゃないでしょうか。それくらい有名な駅ですよね。新幹線も停車し、更には北陸本線の起点駅としても有名でございますね。そして18きっぷを使う際の中継地点でもありまして良く熾烈な席取り合戦が繰り広げられているのを目にすることが出来ます。

そんな米原ですが改札を出て駅舎の外へ出てみて下さい。驚くほど何もありません。市街地の規模は隣の彦根、長浜は愚か八日市よりもしょぼいです。でも知名度はこの2つより米原の方が格段に上です。ただ移動して乗換をしているだけではわかりませんが此のように駅を降りるとその町の知らなかった景色が見られるので面白いですよ。というわけでまあ駅下車のすすめについては後々詳しく書きたいと思いますが、今日は軽い具体例を挙げるだけにとどめておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで今日は2月14日。米原の市制施行記念日でございますおめでとうございます。