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2017春関西 3日目 南海全駅下車完結編 

3日目は南海一の鬼門とも思われる、橋本以南の下車をいたします。この敢行あたっては緻密に行程を組んまなければなりません。詳しくは別の機会にお話しますが、本数が少ない区間だと全駅下車をするにあたって上りと下りをうまくパズルのように使って全駅下車をスルというテクニックが必要です。なので、南海全駅下車終了の駅と時刻はもうこの段階で確定していました。

というわけで無事4時半頃に起床し中百舌鳥駅へひたすら歩いて向います。先日より2枚ほど重ね着をしましたが寒いです。中百舌鳥では前日と同じように奈良斑鳩…を買います。そして買った券をすぐ改札機に通しますが、何故か処理異常と表示され改札が開きません。は?駅員が飛んできて「どうぞ。」とそのまま通ることに。これは幸先良くありませんね。

朝一の電車は朝帰りであろう客がいくらか居ました。この日は土曜日ですから特に多かったのではないでしょうか。早朝のイレギュラーダイヤなので河内長野で接続の極楽橋行に乗り換えです。

で、この前日から実は車両故障高野山ケーブルは運転を見合わせていました。というかこの記事を公開している日の段階でもまだ運休していますね。いつになったら復旧するんでしょうか。しかも、この時はかなりの積雪の影響で今現在と違って振替輸送も実施していない状態でした。その為、橋本駅からは駅員が乗り込んできて乗客全員に何処まで行くか聞いて回っていました。(といっても乗客は2人ですが)

南海高野線 紀伊清水 下車

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朝早くからホームを除雪する駅員と挨拶を交わして改札を出ようとします。改札が開きません。出れません。先程の磁気異常が駄目だったんでしょうか。駅員に事情を説明すると、その駅員は自分の通した改札機と違う改札機に券を通しました。すると何故か開きました。その駅員曰く「駄目だったら別の改札機に通すと開くことがある」らしいです。仕組みはよくわかりませんが、そういうことらしいです。ちなみに入場時は何事も問題なく改札を抜けられました。

南海高野線 九度山 下車

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解決したと思われた磁気異常の問題がまた発生しました。出れません。隣の改札を通しても出れません。駅員も確認できないのでインターホンで呼ぶと橋本駅に繋がりました。事情を説明すると1分ほどで改札を開けて通していただきました。乗るときもこの作業をしました。この駅の滞在時間は9分。この作業を改札を通る度に行わなければならないのは大きなタイムロスなので気が気でないです。ちなみに紅いのぼりは真田丸の何からしいです。

南海高野線 学文路 下車

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言わんこっちゃありません。改札は開きません。インターホンで呼ぶとさっきと同じ橋本の係員が出ました。事情をわかってるからすぐ通してくれるかなと思い安堵しましたが事情を説明すると一旦券を通してほしいとのこと。駅側で磁気情報を確認するそうです。通して待つこと6分程。ようやく改札の外に出れましたが、滞在時間は8分しかありません。駅舎の写真を撮ってホームに戻ろうとすると電車の接近音が聞こえてきます。背に腹は代えられないということで乗車駅証明書を発行してそれを改札に通して電車に乗ることに。なんとか間に合いました。

南海高野線 紀伊細川 下車

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一気に4駅ほど進んだため人里離れた駅になりました。こんな駅にも自動改札があるんですね、で券はというともちろん弾かれます。またインターホン事案かよと思ってインターホンを押すと奥から人が出てきました。有人駅なんですね。驚きです。事情を説明するとすぐに改札を通していただけました。また乗車の際も次降りる駅を聞かれて、連絡しておくというのです。この世話の焼かれ方、さながらローカル私鉄の駅のようです。

南海高野線 上古沢 下車

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駅員が立って待っていました。更に券を交換してくれるというのです。その後、写真を撮るならつらら有るから気をつけてねなどと忠告までして下さいました。この対応は本当に大手私鉄とは思えません。そして駅前も駅舎も大手私鉄とは思えません。個人的には都市交通としての鉄道が好きなので、降りるのも町中の駅のほうが好きですがこういうローカル駅を巡るのも悪くはないですね。

南海高野線 下古沢 下車

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新調された件で改札を何事もなく通り抜けます。本当に上古沢の駅員さんにはあたまが上がらない思いです。こちらは上古沢と違い無人のようです。ただこっちの方が人里感はありますが。

南海高野線 紀伊神谷 下車

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一日の乗降客数は14人。南海の中で最も利用客の少ない駅でそれなりに有名な秘境駅です。で、そんな駅に駅員(除雪要員かな)が4人も居たらたまげますよね、普通。標高もかなり高く、めちゃくちゃ寒かったです。

南海高野線 高野下 下車

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旅館みたいな造りの木造駅舎です。駅構内にはレールの輪切りやら車両銘板などが展示されていました。20分ほどの滞在でしたがまあ飽きることなく過ごせました。

というわけで橋本以南は終了したので橋本以北を降り潰します。橋本以北でも、この時間は毎時2本になってしまうので上りと下りを利用した行程で回ります。

南海高野線 美加の台 下車

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少し寂れた感じのニュータウンです。雰囲気的には印旛日本医大みたいな感じですかね。また、この駅のサインシステムはこの駅独特のものでした。そういうところからも少しバブルを感じますね。

南海高野線 天見 下車

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橋本以南で十分な秘境駅を幾多と見てきたので、かなり山深い場所ではありますが秘境駅とまでは感じませんでした。ただ複線なのが少々異質ですね。

南海高野線 千早口 下車

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微妙に駅舎が古いのか新しいのかわからないのがなんともいい難いです。千早”口”とか言ってますが、千早赤阪村へは河内長野から金剛バスでのアクセスが一般的な気がしますね。NK72。

南海高野線 紀見峠 下車

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駅前は前の2駅と同じような感じですが徒歩圏内にニュータウンがあります。しかし、そのニュータウンのアクセスはもっぱら林間田園都市からのバスになりますが、そのせいもあって多少は乗降客数が多いようです。ちなみに林間田園都市は下車済みです。

南海高野線 御幸辻 下車

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微妙に立派な高架駅です。平成初期の複線化の際に線路を持ち上げて駅舎を改築したそうです。

南海高野線 三日市町 下車

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地味に行先でもよく見る駅ですね。市街地は河内長野の延長線上って感じでしょうか。

と、いうわけでのべ約3日間に渡る南海電鉄全駅下車が達成されました。これで相鉄、東急、メトロ、西武、小田急、阪急、阪神についで8社目の大手私鉄の全駅下車が達成されました。次は大津線を潰して京阪の全駅下車を狙いたいところです。

で、この段階でまだ11時なわけです。バスの時間までまだ10時間ほど有るわけでして、困った時の難波ということで取り敢えず区急で難波へ向います。

個人的な今回の南海の目標は全駅下車の他にも特急の全系統の録音と普通車の自動放送の録音がありました。うち特急は前日に泉北ライナーとラピートに乗ったのでりんかんもしくはこうやのみとなっていましたが、(サザンは2年前に収録済)普通車の自動放送は運用がわからない限り録音できません。

なので取り敢えず難波に向かって難波で待ち構えようということで難波に向かった節もあるわけですが、天下茶屋についた途端、下りの普通車和歌山市行が入線してくるではありませんか。最悪新今宮天下茶屋はサザンの放送から流用できるので、この普通車に乗ろうということで急遽天下茶屋で区急を捨てて普通に乗り換え。収録を開始しました。

南海本線 普通 和歌山市行 天下茶屋和歌山市 車内放送収録

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で、この時すでにトイレに行きたかったわけですが折角のチャンス。トイレにいくために電車を降りることはしたくありません。といっても和歌山市までの所要時間は約2時間。そんな我慢できるわけもないのでどうしようと考えていると堺での2本連続待避の為6分ほどの停車が。無事トイレを済ませてピンマイクを設置し、あとはひたすら乗ってるだけです。しかし、6両の普通車はガラガラですね。各車両に3人ほどしか乗っておりません。で座りながら暇をしてると再び尿意が。しかしこの電車は泉佐野からは先着するためまとまった停車時間がありません。で、現在地は羽倉崎。50分ほどの苦行が始まります。結局なんとか我慢し通せましたが尊厳の死をも覚悟しました。そんな思いまでをしてもとりたい南海の自動放送でございます。

和歌山市からは通説・判例の取り敢えず難波の法理を準用して難波先着の折り返しのサザンを待ちます、それにしても時間があったのでまだ入ったことのない南海そばで腹ごしらえをすることに。比較的美味しかったです。そばのクオリティーは大分高いと思います。

サザンに乗車後、ふと思い出した残りのタスクである高野線の特急の時間を調べた所、1時間半ほど余裕が有ることが判明。各駅で接近放送を収集しながら難波へ向かうこととしました。

南海の接近放送では優等の場合、「次は〇〇に停まります」という放送が付きます。このため、駅によってこの流れるパーツが代わります。その為、幾つかの駅でこのパーツを残り時間を使って集められるだけ集めようとしました。

結局、録れたのは泉大津貝塚、岸和田、羽衣、天下茶屋というなんとも歯抜けな状況に。まあ時間がないからね、しょうがないね。

ぼちぼち難波についた後はりんかんの指定席券を橋本まで購入します。スピーカーについての有力な情報は得られなかったので、適当に座席指定をしました。

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で、案の定スピーカーから離れた席でした。しょうがないので「橋本行」と「終点橋本」の放送だけ録って両方向の放送に対応できるようにします。橋本着後は折り返しのりんかんの特急券を購入します、ガラガラでした。スピーカー直下も取れて非常に快適でした。

南海高野線 りんかん なんば行 橋本→なんば 車内放送収録

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難波につきました。取り敢えず、時間が3時間ほどあったので、珍しい言い回しの放送+南海唯一の駅名連呼が流れる岸里玉出へ。おまけに8300の普通車和歌山市行が停車していたのでそれで先程録れなかった普通車のなんばから天下茶屋を回収しました。

岸里玉出では高野線汐見橋線のホームで駅名連呼が流れます。特に汐見橋線の方は「りんかんサンライン」などという死語で乗換案内をするのでなかなか良いです。また高野線の接近放送は電車が参りますではなく北野田方面行と難波行という言い回しになります。他の南海の自動放送事情については某伊勢崎のなんとかさんから聞いたものですが、岸里玉出については以前調べたことがありその関係で絶対録りたいななどと思っていました。

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岸里玉出でのタスクを終えたあとは天下茶屋へ戻り残りの時間を接近放送の行先パーツ集めに全振りします。2時間ほど待合室にこもっていましたが、待合室の混雑の傾向としては和泉中央行が来ると一気に空いて、またじわじわ和泉中央行に向かって混み始めると言った具合でした。

2時間で金剛、河内長野、三日市町、林間田園都市、橋本、高野山接続橋本、関西空港和歌山市のパーツが録れたのでまあいいかなという感じです。その後、なんばをあとにしてバスに乗り込みましたとさ。おしまい。