近況報告

 皆さんお久しぶりです。最終更新日からはや半年以上過ぎ去ろうとしている今、もはやこんなブログはないも同然ですね。それでもこの記事を読んでる人がいるなら嬉しい限りです。

 それで、半年前の最終更新になっているヨーロッパの記事から今までどこも行ってないのか、と言ったらもちろんそんなことはないわけです。実は最終更新の記事の後幾度か更新を試みたことがあるものの、途中で飽きて放置した記事が5つほど下書きに溜まっております。遠出する→更新しよう→途中で飽きる→放置→次の遠出…の無限ループでいつのまにか4つも溜まっていました。その為、この悪循環から抜け出すために思いついたのが、このように1つの遠征の内容を凝縮して近況報告というかたちでまるごと上げてしまおうというものです。それでは適当にまとめていきます。ちなみに最終更新のヨーロッパは全行程の1割も書き終えてませんがいつか全編書き終えたいとは思っています。(書くとは言ってない)

 

① ムーンライトこうのとり

 自身のTwitterを見てる人なら知ってる人は多いかも知れませんが題名の通りこういうことがありました。2017年10月21-24日で西日本方面へ行ってまいりました。というのもJR西日本発足30周年で1日特急乗り放題の切符が発売されていたのが記憶に新しい方も多いでことしょう。サークルの同期が間違えてこれを間違えて2枚取ってしまったのことなのでそれを定価で引き取ってこの券を使うついでに京阪の全駅下車を終わらせようということで計画したものです。

 しかし、肝心の切符の使用日は台風が接近しており、前日には既にその日の午後以降の多くの列車の運休が告知されていました。払い戻して大阪の地下に篭ることも考えてはいたのですが、折角の機会ということでこの切符を使用することに。

 午前はとりあえずひかりの博多行き(といっても通過駅4駅くらいしかないので実質こだま)に乗り新大阪から博多まで取材。博多でとんぼ返りをして新大阪までのぞみで移動。大阪からは台風の影響で行き先変更がされた定期列車で見れないはまかぜ豊岡行を取材。豊岡からはこの日の最後の運転(といっても豊岡16時位)となる新大阪行のこうのとりに乗り込みます。ここまでは計画通りに進み順調でした。

 しかし、福知山からは速度規制に引っかかり最終的には丹波大山の手前で倒木の為完全に止まってしまいました。この倒木、車両の寸前でおこっていたので復旧までに相当時間がかかり、結局倒木の撤去が終わったのは7時間後。とっくに日は暮れ日付も変わろうという時間になっていました。そしてこの時間、台風は最接近しており到底電車を運転できるような状況ではないということで、最寄りの丹波大山まで電車動かした後に台風をやり過ごすことに。車内はなかなか落ち着いてはいましたが、職員各位がかなりパニックになっていたようで、放送もなかなか表現を手探りで入れているという感じでした。特別放送が録れましたが、正直僕もそれどころじゃなかったですね。

 

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↑ガラガラのムーンライトこうのとり号。それなりに寝れました。おまけにご飯もついてきます。

 

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丹波大山とかいうローカル駅に停まる2本の特急列車。あ、でもムーンライトは快速でしたね

 

 結局翌日の8時頃、朝食が運搬されてすぐのタイミングで代行バスが到着し、それに乗り換えることに。「ムーンライトこうのとり」は豊岡を出て16時間で無人駅で呆気ない終焉を迎えましたがどうにか丹波の山奥から脱出する方法が見つかったので一安心です。

 代行バスは宝塚までの運転だったので宝塚からは阪急と地下鉄を乗り継ぎ京阪大津線へ。京阪本線系統の全駅下車は以前に終わっているので、大津線の全駅下車を敢行して京阪の全駅下車を企図。大津に付いた時刻は既に12時頃になっていましたが、駅数の少なさと本数の多さ(日中に毎時8本はすもはやトラムの域)に助けられ日が暮れる前に京阪電車の全駅下車を完遂。坂本発の神宮前行と四宮行を回収して京都から夜行バスで帰りましたとさ。

 

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↑一応駅名改称前の葬式要素もありました。

 

② 民泊浦宿駅

 去年の暮、三浦七緒子の音声を整理していたところ、東北の区間で全然自分が三浦声の自動放送を録れていないなと痛感しました。なら仙台近辺に1泊して録れてない区間の放送を回収しようということで年末に急遽仙台方面へ。もちろん貧乏性の自分は18きっぷです。

 東北線を乗り継ぎます。特筆すべきはこの2ヶ月ほど前にダイヤ改正白河の関の運行系統が変わったことでしょう。朝夕のみは531ですが日中と夜はキハ110の2連ということで、とりあえず双方の車での自動放送をこの区間を何往復かして回収。キハ110の車内は地獄でした。その後、新白河~福島までは一切自動放送を持っていないので接続電がE721で有ることを期待したのですが停車していたのは701。1時間待つことも考えましたが、この区間の分断後の運用はネットをいくら探しても出てこず、賭け要素が強すぎるということで断念。まあここはいつでも取材のチャンスが有るでしょう。

 郡山からは無事721に乗車し福島まで収録。福島からはそのまま快速になりますがこの区間は快速で持っているので座って仙台へ。仙台からは19時頃の女川行まで暇になったので仙石線多賀城行きを収録。ついでに塩竈多賀城界隈の駅を下車します。それでも時間が余ったので利府支線の701ワンマンと三浦声の利府線を収録。ちょうど時間になったので仙台駅へ。

 仙台からは1日1本の女川行で女川を目指します。といってもこの列車は時間が絶妙に嫌らしく、女川から戻る電車がなく女川に泊まるしかないのです。しかし女川の唯一とも言えるホテルのチェックイン門限は楽天トラベルを見ると22時となっており、断念。女川から石巻まで徒歩で移動して石巻のネカフェに泊まることを決意します。

 22時の女川は暗いです。しかし何故か駅前で思いっきりオタク棒を振っている人がいたのが印象的でした。そして国道を歩いて石巻を目指します。途中のコンビニから出てきた外国人2人組と浦宿の集落まで一緒でこんな時間でも人の往来がそれなりにあったことに驚かされます。とりあえず女川から1駅目、浦宿に着いたので待合室で少し休憩。その後、再び石巻を目指そうとしましたが駅から少し行ったところで叢から物音がこちらへ向かって来るのを感じました。何かしらの小動物であると言うことを察知した自分は全速力で浦宿の待合室に引き返し籠もることに。都会育ちの人間なので非常に小動物とか虫には弱いんです。結局進むのを断念してこの待合室で夜を明かすことに。ただ駅前に24時間営業のコンビニがあったのが救われました。また地元のFM局にツイートを拾われていろいろ心配をおかけすることになりました。今度はしっかり観光だけをしにこの街に訪れそして止まりたいと思います。

 

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↑ここをキャンプ地云々。あかりはずっとついているようで施錠もされませんでした。ありがたや。

 

 次の日は仙台に戻り、仙石線の小取材です。小鶴行とか仙台市内の駅下車です。これでなんとか高城町までは全駅下車したことになりました。その後、時間が余ったので開業後のれてなかった東西線と放送が変わった南北線もセットで乗車。南北線では寝ていたら富沢で引き込み線まで連れて行かれてました。

 

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↑特徴的な苦竹に掲示されている構内案内。イヒヒヒ苦竹だよ。

 

 長町から常磐線経由で自宅に帰ろうとJRの駅に戻ると常磐線どころか東北線すら止まっています。どうやら福島から仙台間のみ止まっているらしく、すぐ再開するだろうと何時間か粘ったものの一向に動く気配がないのでしぶしぶ課金して高速バスで郡山を目指します。郡山からはまた東北線に復帰しようと思ったものの、郡山では次の新白河までの電車が運休になっており、次は21時(2時間待ち)の矢吹行。新白河の手前までしか行きません。しょうがないので新幹線ホームへ向かうも新幹線も1時間ほど新白河停車便は来ません。途方に暮れてバスターミナルに戻ると今にも発車しそうな東武バスがいたので駆け込みます。東武バスなので東京方面に行くだろうと行き先を見ずに乗ったら新越谷行でした。結果的にその選択は正解でした。(調べたところ東京行きの高速バスも時間が合わなかったらしい)誰が乗るのかわからないガラガラの新越谷という微妙な行き先のバスに揺られて3時間ほどで新越谷到着。新越谷からは電車で1本で帰りましたとさ。

 

③ いつものひたすら収録するやつ-in 新潟-

 ②に同じく動機はE129で流れる三浦声の自動放送の収集が目当てです。以前E129は運行開始の2週間後くらいに録りにいったことはあったものの当時は運用範囲がごく限られており当時は2往復くらい限定の長岡⇔新潟の放送を狙って録りにいったものです。今は狙わずともたいていが129になっており本当に驚きました。つい最近のことのようにも感じられますがもう4年も前なんですね。

 1日目は長岡までダラ+長岡以南の信越線と越後線の録音。途中自動放送を切られたり115に来られるハプニング(普通の人はこれをハプニングとは呼ばない)がありましたがいずれも1本落とすことで対応可能でした。途中長岡では「イタリアン」という焼きそばにカレーをかけたローカルなソウルフードを頂きました。まあそこそこ美味しいのですが何故そういう呼び名なのかは不明です。

 

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↑正月の特別ダイヤなので湯沢にこんなのいた、レヤ!!!!

 

 2日目は水原線の自動放送と新井快速がメインです。水原線は1日に2往復のみ朝夕に電車運用がありますので朝にこれを収録した後、新井快速の時間まで適当に収録。新井快速は115の運用ですが、先日のダイヤ改正で大幅に削減されることが確定しておりましたので収録することに。

 3日目はいろんなガチャ運が悪い日でした。まずべにばなガチャ。こちらはキハ110かE120のどちらかが運用に充てられていますが固定ではないので完全に運。キハ110はおばさんワンマン声ですがキハE120は三浦声になっております。結果は[N]キハ110。事前調査によるとべにばなにキハE120が入るのはレアらしいですのでまあしゃあなし。1日1往復だけなので端から期待はしていませんでしたが。お次は弥彦線ガチャ。こちらもE129とE127の2種類が運用されており。前者のほうが三浦声になっております。勿論欲しいのは前者の方で前日も含め6度ほど回した(乗りに行った)のですがすべて[N]E127になってしまいました。なにがいけなかったんでしょうね~。まあこんな後味の悪い感じで新潟を離脱しました。ちなみに2.3日目はえちごツーデーという超破格の切符を使っていたため、越後湯沢まで新幹線に乗らせていただきました。まあ湯沢からは18きっぷでダラで帰りましたが。

 

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↑これきらい(E127)

 

④ ふつうの「旅行」

 これはえきねっと上で行われていた、とくだ値50という特急券+乗車券が半額になるというキャンペーンが行われているという噂を嗅ぎつけ、どうせならこれを使って北海道新幹線乗りつぶしをしてしまおうという、近年の自分では珍しい乗りつぶし目的の遠出です。といっても勿論、道中で収録をしないわけはありません。ただこのキャンペーンの設定は仙台以北相互発着限定になっており仙台までなにかしらの乗り物で行く必要性があったので、適当な夜行バスを予約し、仙台始発の便で函館まで行くことに。もう一つ特筆すべきことは自分にしては珍しく国内の「ホテル」に泊まる行為をしました。多分自分の金でホテルに泊まるのはネカフェに法律上泊まれなかった高校生時代以来だと思います。まあ理由は単純で函館にネカフェが3つくらいしかなく、1500円後半と強気の値段設定。一方冬季料金のおかげで安いビジホなら2000円前半で泊まれるという良心的な価格設定。これなら対費用効果も抜群ということでホテルに泊まることに。

 1日目、仙台まで3列独立の人権の塊に乗り仙台から新幹線で函館へ。新函館では旅するパスポートという函館近郊の公共交通機関に大概乗れる2日間有効のきっぷを購入し、道南いさりび鉄道の収録兼乗りつぶし江差線から会社が変わったので再乗りつぶしに)、全駅下車へ。しかしポイント2回ほどポイント不転轍に巻き込まれてダイヤが無茶苦茶になってしまい全駅下車は断念。かわりにおもしろい放送は録れました。夜は某コンビニの熱い料理人で調達。ついでに市電の駒場車庫前行を収録。

 

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↑暗すぎてボケてんねんな、カメラの換え時でしょうね

 

 2日目。することを決めていませんでしたが切符がかなり広いエリア使えるので亀田半島をぐるっと1周することに。函館バスを4回ほど乗り継ぎ函館BCから鹿部駅まで。途中温泉などに浸かりながらゆったり1周。夜はハセガワストアとラッピーでいろいろ買い込みご飯に。飯から立ち寄り地まで自分らしからぬ「旅行」を久しぶりにした気がします。といってもバスは最初から最後までしっかり録音していましたが。

 

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↑亀田半島の東はこんなかんじのとこ。

 

 3日目。午前中は申し訳程度の収録要素(早朝の末広町止め)と函館市電の降り潰しと空いた時間で郵便局を10局ほど訪問。午後に函館を離脱しフェリーと夜行バス(コレも3列独立!すごい!!)を乗り継ぎ帰宅。久しぶりに人権のある旅をした気がします。

 

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↑おまえレア行き先の写真ばっかだな。

 

武豊線の快速

 以前から気になっていた武豊線の快速がダイヤ改正で消滅すると聞き、突発で行くことに。これは一人ではなくもうひとりのオタクと行きました。バイトが終わり、ダラでひたすら成岩の快活を目指します。途中の静岡で初めてのさわやか。平日ということもあり10分待ちで済みました。大府には日が暮れる前についたので武豊線の駅をいくつかを降ります。途中、連れがワンマンの武豊行きの放送を録りたいというので既に録ってある自分は乙川という駅の近くの家電屋で1時間ほどプリパラをやりこみます。人が少なくて快適でした。その後、名古屋のもうひとりのオタクに会い歌志軒を布教されました。で、まあハマったんですけどね。

 次の日、武豊線の全駅下車を終えた後に昨日のオタクと迎合し3人で武豊線快速を録音。その後特にすることもなかったのでまた歌志軒に行った後、市バスターミナルの放送を録音。最初は30分位しかいる心算はなかったものの意外とおもしろいと3時間ほど滞在し日中パターンにある行き先を全て収録しました。その後翌日にLVがあったので早めに名古屋を離脱して帰宅。

 

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↑これだけ見てもなんのレア感もない

 

 

 というわけで突貫でいままでの遠出をまとめてみました。「飽きが来るまでにこの記事を書き終える」というのがこの記事の目的ですので、文章の推敲も校正もしていません。そのため多分読み返したらめちゃくちゃ読みづらい文章になっていることでしょうがお見知り置きを。それぞれの詳しい中身を知りたい!!という方はツイログを見ればわかるんじゃないかな。(特に①と②。)確かに今までのように詳しくこれらの行程をまとめたい気持ちはあるもののそれは一生かなわない夢となることでしょう。また、当方昨日まで香港に行ってきましたのでそちらは詳しく写真を添えていろいろ今までどおり書ければな、と思います。では、次の記事はいつになるかわかりませんがその時にお会いしましょう。ちなみにTwitterにならいつでもいます。