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 お久しぶりです。約半年ぶりの更新になります。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。最近はTwitterの方も浮上回数が少なくなってきたので自分語りの機会がますます減っていますね。近況報告ということで前回の更新からの遠出をまとめて記しておきます。

 

1.香港(3月末)

 香港です。3月の末ぐらいに家族で行きました。と言っても向こうでは1日家族で行動しただけであとはてんでバラバラ。残りの2日のうちとりあえず1日は香港島内の録音や乗りつぶしに費やしました。個人的には屯門というところの軽鉄(LRTのことですね)が気に入りました。路線図をみていただければわかりますがせいぜい地下鉄で4駅くらいしか離れていない距離に網目のように路線網が張り巡らされているのは圧巻です。専用軌道の高架区間もあります。

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↑この先にデルタ線みたなのがある。ちなみにこの区間は高架。

 そしてもう1日は香港から中国本土の広州まで向かう直通列車に乗ったりました。香港は紛れもなく中国ですがパスポートコントロールがあるので国際列車の雰囲気を味わえます。この当時は高速鉄道も開業していなかったのでかなり混んでいました。ヨーロッパと違い電車に乗る前に入出境があるので空港のようでした。広州ではせいぜい300円弱の一日券で地下鉄を適当に乗り回してそのまま香港へまた戻りました。

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↑スイス製の機関車が日本製の2階建て客車を引っ張ります

 このとき、中国は初訪問でした。香港はなにも不安要素はないので、以下は本土へ対する印象ですが漠然と金盾ってこわいなー、公安とかいっぱいいるのかなーというイメージしか持っていませんでしたが、行ってみると全然怖い国ではなかったなぁという印象です。社会主義的核心価値観などでも有名な所々にあるプロパガンダは異質でしたがそれ以外は同じアジア人ですしマナーはともかく治安も欧州と比較してもかなりいいので好印象でした。因みにもう一度言っておきますが、このときが中国初訪問でした。

 

2.川西巡検(5月半ば)

 ある日大学の授業中に暇すぎていろんなバス会社の路線図を見ていました。あれ、会社によって描画の方法が様々で非常に面白いんですね。まあそれはさておき阪急バスの頁を見ていたんですけどもこれ。

www.hankyubus.co.jp

綺麗ですよね。おまけによく見ると快速、準急、急行、特急やらがどうもあるようなのです。福岡に行けば確かに珍しいことではないんですが、一つの路線にこれだけの種別が存在しているのはやはりここだけじゃないでしょうか。まあそれで色々大学の図書館で沿線の市史やら阪急バスの社史など読み漁って川西から猪名川にかけてのニュータウンを視察がてら多数の種別が入り乱れる実際の朝ラッシュ輸送を見に行ってみようとなったわけですね。

 折角西へ行くならということで阪和線や大阪メトロの前駅下車とセットで行ってきましたというお話。しかし駅からバスで1時間とだいぶ離れたところまでニュータウンが広がってるのは圧巻でしたがそもそも川西能勢口の駅が梅田から20分位であることを考えるとアリな選択肢なのかも知れませんね。東京の厚木だ東松山だなんだみたいな住宅地よりはよっぽど都心に近いようです。東京にいると感覚が麻痺しますね。

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↑特急。清和台地区から川西能勢口までノンストップ。

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↑駅からバスで30分のとこに建てる建物じゃねえよなぁ(猪名川PT)

 

3.台湾(8月上旬)

 私は法学部に所属しているのですが、講義のひとつに航空法という授業があります。これは主に国際運輸契約について学ぶわけですが、飛行機があまり好きでない(むしろ苦手)な自分でも毎週こういう話を聞いていれば飛行機乗りてぇなぁ…ってお気持ちになるわけです。それでまあ適当に航空券を見ていたら台湾に2014年以降行ってないことに気づくわけです。あ~なら行くかぁという感じで授業中にその2週間後くらいの家虎航空のピンチケを適当に掴んで台湾へ行くことになりました。

 2014年は弾丸でしたので台北とその近郊(せいぜい九份)にしかいっておりません。せっかくなので乗りつぶしをするかぁということで1週間くらいかけて台湾を台風でところどころ止まってる阿里山森林鉄路以外を乗りつぶしてきました。脱線事故がありあまり台鉄に対する印象が良くないなぁというのがTLを眺めての自分の感想ですが、弁当屋が本業と揶揄されるように弁当は旨くて安いです。運賃も安いですし学生なら台湾版18きっぷが2000円ちょいで5日間乗り放題です。1日で2000円ではなく5日で2000円です。宿も安いですが、ケチなので容赦なく向こうでも半分は台北の同じネットカフェに宿泊。(むしろここくらいしかない)全くわからん中国語を筆談で躱しながら12時間600円の人権を確保しましたが、そんなことやってるうちに最後の方は店員に顔を覚えられました。もちろん日本の様に飲みものも飲み放題ですが、本場のミルクティーの飲み放題は嬉しいですね。飲みすぎて腹を下しましたが。

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↑EMU500系、すなわち病院の待合室号。これに半日近く揺られて圧倒的成長。

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↑今はなき高雄地上ホームと先が短い手動式扉の莒光号

 まあそんなこんなで台鉄の放送を區間車(鈍行)で全線録音しつつ捷運(地下鉄)も録音したわけですが、最終日。なんと帰りの飛行機の運休が決まり帰れなくなっていましました。振替便も3日後まで埋まっていたので払い戻しからの翌日の朝の便を新規購入でなんとか耐えしのぎました。

 

4.熊野花火(8月中旬)

 夏だ。花火だ。花火といえば?そう、臨時列車ですね。というわけでお盆の期間に熊野まで花火を見に行きました。(大嘘)熊野花火臨の特徴といえば夜汽車が走ることです。お目当てはキハ75の夜行快速名古屋行。これ乗りてえし録音してぇなぁって4年位前から思ってたんですが、今年は毎年この時期に入っていた外せないバイトの用事が10月にずれたのでいけるやん!となった上いろんな下車のオタクが来るというので今年こそというわけで行ってまいりました。

 まあ前哨戦で名古屋入りは2日前くらいにしたんですがオタクのご厚意で家に泊めてもらったりドライブに連れてもらったりしました。本チャンの熊野もまあそれは楽しかったです。花火も普通に綺麗ですし、和歌山側からきていたオタクもたまたま居たので出会い厨をしたり。尾鷲行を1本録音してから戻ってきたので電車待ちの列は限界でしたが、ガバガバ整列のせいでボックスを確保。適当にだべりながらオタクと酒を入れながら爆睡すると名古屋についていました。名古屋からはオタクと散り散りになり自分は松本方向へ。駅放送を真剣に集めて、お盆の限界混雑ネカフェで就寝。その足で次の5へそのまま家へ帰らずに流れるのですが、趣旨が違うのでこのへんで項目を分断。

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↑へんな列車しかねえが…

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↑せまっくるしい

 

5.某大鉄研団臨(8月下旬)

 私は都の西北ではありません。よくここと比較されるような大学に通っているのですが、その某西北にある大学のオタクから団臨をするから来ないか?と誘われまして。確かにその団体には知り合いは多いのですが全くの部外者だった自分。まあそれでもそんな言葉に甘んじてうちの大学の鉄研からの3人を連れてその団臨に参加させていただきました。

 松本から大洗へ。大洗で同じ鉄研の輩と迎合し、船で北へ向かいます。久しぶりの船だったので念を推して酒を買い込みすぎて無事死亡。寝てたら苫小牧でした。苫小牧からはバスで札幌へ移動してそいつと別れ、別のオタクたちと迎合。そこでそいつらとミリオンのBDを見ながら暴れてオォっつって就寝。そんな前哨戦です。

 ほいで団臨。少しツイの方でも話題になっていましたが、その内訳はというと、2つつないだキハ40でしたが1日目は南千歳発で新十津川へ侵入。2日目は旧苗穂から乗車し東室蘭から戻り登別へ、という行程。なかなかに新鮮な体験でした。本当に某オタクや団体には感謝してもしきれないですね。

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↑二連で新十津川

 

 

6.合宿(9月上旬)

 で、その1週間後。今度はうちの大学の鉄研の合宿です。これといって凄いことはないのですが、ま岩泉の寝台客車をそのまま使った宿に泊まろうという企画です。行きは日本海側をまわり各々でワンマン放送を回収しながら岩泉へ。帰りはそのまま東北線。というまあ東北をぐるっと廻る感じのルートですかね。まあこちらは特に特筆することはありませんが、八戸線の新車の自動放送がとれたのは良かったですね。

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↑旧田名部駅の駅前通りには年季の入った百貨店とバスターミナルが並ぶ

 

7.中国大陸をご移動(9月中旬)

 また中国ですか。はいそうです。鉄研のオタク3人と中国大陸へいきました。これで中国2回目ですね!(台湾は台湾省ではない)この旅行自体は5月頃から企画されていたのですが、いろいろオタクの行きたい!って所を寄せ集めたらたまたまこういう結果になったというのが正しいんでしょうか。

 中国の地理に疎い人はここから先は地図帳なりGooglemapなりを開いて読んでもらえるとありがたいのですが、当初の予定としては成田→(飛行機)→香港→広州→海口→ハルビン→延吉→長春→綏芬河(国境超え)ウラジオストク→(飛行機)→成田という行程できっぷを予約していました。しかし、出発前日、突然代理店から「海口→ハルビンの列車は運休やで~」という連絡が来ました。この列車、途中で鉄道連絡船に客車をまるごと載せて航行するので乗りてぇという話をオタクとしてたのですが、どうやらそれが仇となったようで台風接近で船が動かないんので運休!ということらしいのです。突然の連絡に呆然とするオタクたち。でもそこで諦めないのがオタク、ガバガバリサーチで旅行前日に香港→深セン昆明ハルビン→…というルートへ変更することに。ちなみに昆明は当初の経由地海口からは約1000キロくらい離れています。更にあとからわかったのですが昆明からハルビンへ向かう列車、約68時間弱走る中国国内でも3番目に所要時間が長い列車だというのです。まあそんなこんなで旅行を開始。

 香港、深センなんかはまあそりゃもう栄えている大都会です。そこから昆明まで8時間、ぶっ通しでE2もどきに揺られます。昆明の滞在時間は5時間ほど。完全にその長距離寝台に乗るためだけに1200kmほど移動したというわけですね。昆明からは3泊4日の長旅です。約1年ぶりの寝台にワクワクしたのは最初だけ。寝具も悪くないですが同じ寝台に3泊というのは長いです。食堂車や車内販売もあるので面白いのですがやはり3泊は長いです。というのも枕崎から稚内まで行ってさらにそこから東京まで戻ってくる位の距離をせいぜい出て120kmくらいでひたすら走り続けるのですから。それでも食堂のおばちゃんや同室になった現地民とGoogle翻訳くん迫真のコミュニケーションで談笑したりいろいろしてたら3泊なんていうのは…やっぱ長いですね。やっぱ寝台はサンライズくらいの長さがちょうどいいんですかね。せいぜい2泊でしょう。ちなみに中国の普通の寝台列車にはシャワーは付いていないので…つまりそういうことです。

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↑かっこいいよね、このサボ

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↑びっくりするくらい美味い。

 ハルビンから延吉へ。延吉は中国ですが朝鮮族の街なので街中にはハングルがいっぱい。地理的や政治的条件から”南”より”北”との結び付きが強いです。昼は🐶の肉を食べてみました。意外と美味しい。そして自分たちが泊まったのは”北”の運営するホテル。ショー(撮影禁止)や美味しい朝鮮料理を頂くことが出来ました。平壌冷麺と大同江ビールはマジでうまいです。あれはマジです。そして延吉から更に近づいて、中朝国境へ行きました。写真の奥は北朝鮮です。ちなみにちょっと足を踏み入れましたがお咎め無しです。座ってる警備のおっちゃんは笑顔で国境を余裕で踏み越えている記念写真を取ってくれました。

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↑見た感じは普通の肉料理。

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↑オタクは大同江ビールを飲め。ショーが微妙に写り込んでるな❓

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↑向こうは北朝鮮。怪しい建物はハリボテじゃないですかね。

 さらに中国だけにはとどまらず鉄道で国境を超えてロシアへ。もちろんこんな所を超える日本人なんて我々の他に…いました。びっくりですね。おまけに辺境警察が流暢な日本語で日本への高校時代の留学の思い出話をしてきました。なんだこの国。いい人多すぎだろ。

 ロシアへ抜けて、怪しい白タク…というか乗り合いタクシーと電車を乗り継ぎウラジオストクへ。小さな町ですが東京から1時間半で着けるというのはすごいですね。ただ日本から近いヨーロッパなんぞ言われますが、確実にヨーロッパの街ではないです。ロシアの街って感じでしたね。

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↑ヨーロッパとはちょっとずれてるかな。

 

 

 はい。こんなことろでしょうか。旅行以外にはどうなんでしょうねぇ。3年にもなってこんな遊んでていいのかと言うのが不安なところです。強いていうなら、というか全然関係ないですが最近さらにあいますぺーがこじれてきているのでライブやリリイベ行ったり、さっきも言いましたがオタクとBDみて叫んだり、諏訪ちゃんの握手会に行ったりとかそんなところでしょうか。あ、ちなみになんですけどまた再来週から✨中国に行きます。はい。またあの中国です。6日間くらいで重慶西安、石家荘、青島といった街を見て回ります。今年は初中国にして3回(台湾を台湾省とするなれば4回)も行っていますね。来年ももちろん、行く予定が既にあるんですね。では、次回。↑の旅行記をかければいいかなぁと思いますが、どうでしょうね。まあ旅行中はツイッタにいっぱい浮上するのでそちらも合わせてみていだければな、と思います。それでは。